林檎林

作りたい物を作りたいように作るさ~

キャノピー

毎日ちょっとずつですが、途切れず制作しております。(´ー`)
余談ですが、ぼくは昔この透明なところ全体をキャノピーと呼んでたんですが、
正式には前半分はウィンドシールドって言うんですね。
そういえば、第二次大戦の初期はウィンドシールドだけの機体も多くて、
中には「オレはキャノピー付きは好かん!」っていうパイロットもいたとか。
しかもフィンランド空軍で。いくらなんでも極寒だと思うんですけどね。


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で、例によってキャノピーも、本体とだいぶ合ってません。
一時は、あまりの合わなさにキャノピーオープンも考えたんですが、
ヒンジを作るのがまんどくさそうです。
そして窓枠は、よせばいいのに クリアじゃない普通の成形色に分割されてます。

ウィンドシールドの前端には1mm程度のスキマが空いているので
プラ板とポリパテ(黒瞬着は白化がこわいので)で埋めました。
キャノピー後端は本体とアールが違っていて段差ができるので、
ここは黒瞬着でラインを調整しました。

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あと、窓枠をスジ彫りしたり、キズを紙ヤスリとコンパウンドで磨いたり。
透明度はそこそこになったんですが、やっぱり現代のキットには及ばないです。
やれやれ、もし割っちゃったら後がないから緊張したぜ〜

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つづく

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アラ探し&修正

台風が日本を縦断してる日にプラモも無いもんだ、とも思うのですが、
会社で今日は早く帰りましょうってアナウンスがあったもんで。(´ー`)


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作業としては最も地味な、表面処理、すなわちアラ探し&修正の日々であります。
1回目のサフは、ビン入りのが切れてた、というか全部へんな色に調色したやつ
ばっかりだったので、めずらしくカンスプレーを使ってみました。
カンスプレーはいっぺんに ブバッ と出るんで、小心者のぼくは敬遠してたのです。
いやあしかし、やっぱり早い早い。(´∀`)
これからはカンスプレーもどんどん使って行こうと思いました。

ところで、先日念願の一眼レフを買い替えましてですね、
上の写真はその記念すべきファーストショットなのであります。
対象物がこんなもんなので、カメラにはちょっと申し訳ないと思ったり。
そのうち美しい景色とか美人とか撮ってやるからな。

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つづく

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ディテールいろいろ

機体の表面処理がほぼ完了したので、
保留にしていたディテールアップ(笑)を加えていきました。(´ー`)


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まずは尾灯。クリアランナーから上下に長い長円形を削り出しました。
写真をよく見ると上半分がオレンジ、下が白なので、後で塗り分けようと思います。
その下にちょこっと飛び出してるのは燃料放出パイプだそうです。

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主翼上面に付く境界層板です。
本物は 単なる ペラペラのアルミ板で、ぼくは単なる0.3mmプラ板で作りました。
ホントは上辺の一部が90度曲がってたりするんですが、それはオミット。(´∀`)
根元は、強度かせぎにPカッターで太いスジを彫って接着してます。

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機首下の、ロッドアンテナのように(今の子は知らんかもなあ)長ーいピトー管です。
で、やっぱりキットパーツはナマクラなんで、印象だけでもアップさせようと、
シンチュウの0.3mm線、0.8mmパイプ、1.4mmパイプで作りました。
継ぎ目は紙ヤスリで削ってなるべくなだらかにしてます。

しかしまあ、なんでこんなに長い必要があったんでしょうか?
長さはキットに合わせたんですが、「世傑」の図面ではさらに1.5倍ぐらい長いです。
後で赤白の縞模様に塗るんで、まるで 中世の馬上試合 みたいになります。

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てことで、我ながらなかなか順調に小細工を進められ、
全体に2回目のサフを吹いて、塗装準備完了です。ヽ(´▽`)ノ
しかしこの後、キットの箱を開けたときから迷ってた問題に、
いよいよ決断を下さなければならない時が来たのでありました。

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つづく


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本塗装

おかげさまで10万アクセス無事達成できました。改めてお礼申し上げます。m(__)m
さて、今回のスーパーセイバーの制作テーマは「キットをまじめに作る」っていう
ことにあったのですが、ボックスアートどおりにするには大問題があったのです。
というのは・・・

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キット付属のデカールです。ご覧のとおり、本来デカールを保護するはずの紙が、
長年の積みプラ状態に耐えられず、台紙にべったりと張り付いてしまっていたのです。
こんな状態で果たしてデカール使えるんでしょうか?(´Д`)
機首の3色ラインは塗装でいくとして、デカールがダメだったら目も当てられません。

やっぱりサンダーバーズはあきらめ別売デカールで適当なやつを探し、
全面シルバー塗装あるいは気分を変えてベトナム迷彩をやってみるか、
いっそのこと全部ゴールドに塗って F-百式 なんつって、ダサいか。ダサいな。
などと逡巡しておったのです。

でもよく考えたら、大面積デカールの部分はどうせ塗装にするし、
最悪でも国籍マークとかレタリングとかは使えそうです。
てことで初心に返ってサンダーバーズを目指すことにしました。

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で、まずはホワイト、続いてレッド。

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レッドはいつものMrカラー79番「シャインレッド」です。

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続いてMrカラー326番「ブルーFS15044」。
サンダーバーズ指定色ですが、デカールはもう少し赤味があって
明度・彩度も低いようなので、3番レッドを少し加えて調整しました。

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で、シルバーの下地としてグロスブラックを吹き、

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シルバーの基本色としてタミヤTS-30「シルバーリーフ」を吹きました。
粒子が細かく、塗膜が丈夫なので気に入ってます。

いや〜、こうして並べて見ると 架空塗装祭 みたいで楽しいわ。
「ブラック・サンダーバーズ」なんて、このまま仕上げてもかっこ良さそうです。

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つづく


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尾翼のデカール

デカールが生きてるかどうか、とにかく使ってみないと分かりません。
ボディや主翼はシルバーをツートンにしてみたいので後まわしにし、
先に尾翼のほうでテスト兼本番をやっていきました。(´ー`)

レッドの羽根模様は塗装で描いたんですが、
ちりばめられた星はデカールでないとどうしようもありません。
もっと根気と技術があれば塗装が一番なんでしょうが、
数えてみたら 74個 もあって気が遠くなりました。


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結論を言えば、デカールはどっこい生きてました。
その代わり、水に浸した後、貼り付いてる紙を慎重に剥がす作業が必要でした。
ピンセットで繊維をつまみ取り、綿棒でやさし〜くこすって除去していきます。
テレビでたまに観る、古い絵の修復作業をする職人さんの気分です。
でも、ベースフィルムが意外にしっかりしていて助かりました。
よく見れば、ぼくは初めてお目にかかるカルトグラフ製じゃありませんか。
さすが デカール界のルイ・ヴィトン、丈夫さも人気の秘密かもしれません。

で、今回ぼくは星の周りを大雑把に切り抜いて使ったんで、切れ目が丸見えです。
星を一個一個切り出すか、あるいはやはり塗装が一番なのかなあ。
サンダーバーズ機を上手に作る人、普通どうやってんだろう?

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つづく



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完成しましたヽ(´▽`)ノ

てことで、あとは脚を取付け翼端灯とかの細かい塗装をし、
当初の目論みより1ヶ月以上遅れちゃったけど、
ノースアメリカンF-100Dスーパーセイバー、なんとか完成しました!ヽ(´▽`)ノ


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初期のジェット戦闘機ということでコンパクトな機体かと思ってたら、
なかなかどうして堂々たる大きさです。
同スケールのスカイレイと並べて見ると二周りぐらい大きい。
艦上戦闘機ってそれだけコンパクトなんだなと発見がありました。
塗装は付属デカールどおりサンダーバーズのハデハデ塗装が達成できました。
通りすがりの某女子の感想は「カワイイ」だそうです。そうかカワイイか……

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初期のサンダーバーズは塗装パターンもいろいろあったようで、
たとえば1959年に日本ツアーに来たときは、機体は現地調達だったそうです。
付属デカールは、いつの仕様なのかはっきりしないのですが、
なぜか機体下面の大きな「鳥」がありません。これは実在します。
でもそこはエッシーのイイカゲンさ、機体NoはFIVEを選んで貼りましたが、
実機は数字(52724とか)が正しそうで、でもFIVEもありえないとは言い切れず……

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工作は、キットオリジナルではひじょうにナマクラなので、
全部のスジ彫りを凹に彫り直し、リベットもそれなりに追加してみました。
あと各翼のエッジのシャープ化とピトー管の自作と。

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そしてコクピットとジェットノズルはAIRESのレジンパーツに交換しました。
要所要所をキリッとさせれば、シャキッとするんじゃないかと思ったのです。
脚まわりもレジンパーツあったんですが、今回は見送りました。
だって全部揃えると¥7000ぐらいするんですよ。(´д`)

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てことで、どなたからいただいたこのキット、じゅ〜ぶん堪能させていただきました。
随所にゴマカシやウソも交えて制作してるんで、
もし記事を参考にする方がいらっしゃったら申し訳ないです。
まあ今どきスーパーセイバー、しかもこんなキットを作る人はそういないと思いますが。
まともに1/48スーパーセイバー作りたいならACADEMY一択ですよね。
いろいろ心残りもあるけれど、それは次のキットに 全力でぶつけよう かと。

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スーパーセイバー制作記 完

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