林檎林

作りたい物を作りたいように作るさ~

シド・ミードの思い出

本の整理をしてたら、ずっと持ってたシド・ミードの画集が出て来ました。
1979年刊行の「センチネル」という画集です。(・∀・)


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シド・ミードのことは、模型好きの方ならほとんどご存知でしょう。
たぶん世界で最も有名な工業デザイナーの一人で、ブレードランナー、
スタートレック、ターンAガンダム、ヤマト2520など、映像作品でも超有名ですね。
1933年生まれで、ご存命らしいです。

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ハイウエイを彼女とドライブするスポーツカー!
パワーユニットはV12エンジンでも電気でも核融合でもいいけど、
21世紀のクルマはこうなるはずでした。イイナア〜。
ETCじゃないところがまたニクい。

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モータースポーツはこんな感じです。
これは「1ホイールのレーシングカー」とのことですが、
いや、タイヤの数はともかく、活気あふれる未来って感じですよね。

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そんでまた、対象物だけじゃなくて、背景の世界感がカッコいい!
ぼくは80年代当時、21世紀はこんな世界になると信じて疑いませんでした。
おそらく世界は、貧困や戦争や病気や環境問題なんかを克服して、
みんな幸せに暮らしてると思ってたのです。

いやまあ、そんなユートピアの実現は流石にずっと先だと思ってましたが、
そういう方向に行く、行っていると思っておりました。今でもそう願ってます。
果たしてシド・ミードの描いた世界は「失われた未来」だったのでしょうか?
そう思うとちょっぴり涙が出そうです。

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で、少なくとも、カーデザインはこうなってゆくと思ってました。
当時は、いわゆるデート・カー、スペシャリティ・カーが若者の憧れで、
いずれ日本のスポーツカーも、フェラーリやランボルギーニみたいな、
低くてウエッジなスタイルになるはずでした。
それがどうして、現実の2015年ではぜんぜん違っちゃったんでしょうか?
それとも、シド・ミードの作品がステキに見えるのは、もはや懐古趣味、
レトロ・フューチャー的な美意識なんでしょうかね?

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コメント


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 しかし、実際に2015年になっても、全然未来っぽく無いのはなんででしょうね。
 まあ、この方が暮らしやすい気もしていますが。
 1980年位の未来予測で一番外しているのは、個人用携帯端末辺りでしょうか。でも、シド・ミード格好いいですよね、センスが違う。
>で・・・
 もう一人の巨頭、ルイジ・コラーニが高速鉄道車両のコンセプトスケッチを新幹線用、として発表してましたが、いろいろと・・・大前提として、鉄道車両として成り立っていなかったという・・・

bad.Ⅳh-95 | URL | 2015年01月13日(Tue)20:51 [EDIT]


>bad.IVh-95さま
未来っぽくないですねー。
バックトゥザフューチャーから30年経っちゃいましたが。
ルイジ・コラーニも流行りましたね。
両者とも、まんま実現したものって思いつきませんが、影響は多大です。

林檎林 | URL | 2015年01月17日(Sat)22:29 [EDIT]