
というわけで、主翼周辺の続き、エレボンです。
今の旅客機の翼には、エルロンや複雑な機構のフラップ、前縁スラット、その他の
「動翼」が装備されていて、それらを総合的に アレコレ してるわけですが、
コンコルドの動翼はとてもシンプルで、基本的にはエレボンとラダーのみです。
エレボンは6分割、ラダーは2分割、合計8枚の動翼で機体をコントロールします。
ちなみに材質は、鉄板だそうです。(´∀`)
プラモ的には、エルロンやラダーは割と後回しにすることが多いのですが、
コンコルドの場合けっこう目立つ、というかこのキットの場合「合い」も心配なので、
先に調整しておくことにしました。

キットパーツは、押し出しピン跡がこんなアリサマです。これは黒い瞬着で修正。
表面がゆるーく波打ってるんで、紙ヤスリで一皮むいていきました。

エレボンは下面のヒンジで主翼と繋がれ、その反対側はテープ状の板で補強されてます。
ここは0.3mm×1mmのプラ板で作り直し、できるだけ薄く削りました。
んで後端にナイフで切りこみを慎重に入れて分割を表現。
ホントは放電ロッドが10数本並びますが、どうも 好きじゃない んで無視です。

主翼に取り付けるとこんな感じです。
実機写真をよく見ると、エレボンを動かすためのスキマがあるようなので、
ナイフでカンナ削りをして 彫刻(笑)してみました。
ちょっと大げさっぽいけど、まあやっちまったもんはしゃんめえ。

つづく


