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林檎林

作りたい物を作りたいように作るさ~

中から2

説明書の3は、ジェットノズルの組立と塗装です。(´ー`)

IMGP1366pp.jpg

この特異なカタチのジェットノズルが、この機体でいちばん面白いところです。
垂直離着陸を実現するためには、何としても下向きのジェット噴射が必要です。

イギリスのハリアーでは、真後ろへのジェット噴射(による超音速飛行)を諦め、
左右4か所の可変ノズルでVTOLを実現しました。
ソ連は、後方噴射用と垂直噴射用、2基のエンジンを搭載したYak-38という機体を
開発しましたが、重くて燃料も積めず行動半径わずか100kmだったそうです。
アメリカはさらに、主翼フラップ全体からジェットを噴射するオーギュメンター翼やら、
上下2枚の可変板ノズルやらも研究しましたがうまくいきませんでした。

で最終的に、この「3ベアリング回転ダクトノズル」が実用化されました。
剣術の達人が竹を斬る ようにナナメに3分割されたノズルを「ひねる」
ことによって、後方噴射から垂直噴射へスムーズに可変するんですね。
実はこれ、ソ連がYak-141という機体で開発した技術をアメリカが買ったんだそうです。
F-35Bの実現は冷戦終結のたまものなんですね。

IMGP1371pp.jpg

上下パーツを貼り合わせた本体にノズルを取り付けました。
前のほうに見えるのが、垂直気流を吹き出す「リフトファン」です。
また、主脚収納庫外側の四角い穴は「ロールポスト」という噴射口。
F-35Bはこれら4つの噴射によって垂直離着陸を実現しているわけです。

IMGP1361pp.jpg

リフトファンは後方のジェットエンジンにシャフトとギアで繋がれます。
四角い穴は垂直離着陸時にのみ開く補助エアインテーク。
いやあ、こんな構造のジェット戦闘機は他にないから、
メカもの好きとしてはたまらんですね。

なお、上記の「3ベアリング回転ダクトノズル」は、キット的にも可動
のはずなんですが、組んでみたら キツキツ で全く動きません。

apple003.jpg

つづく



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