林檎林

作りたい物を作りたいように作るさ~

お次ぎのネタは

さて次は、年内にサクッと完成できそうなコイツにしました。( ´ ▽ ` )ノ
前作に引き続き、大型機かと思いきや、大型機は大型機でもプラモは小型です。


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ジオンの輸送機 兼 爆撃機の「ガウ攻撃空母」です。
これも、どこかの積みプラ交換会でどなたかからいただいた物。
ご提供いただいた方誠にありがとうございます。謹んで作らせていただきます。

ガウ攻撃空母といえば、ファーストガンダムでガルマが戦死したときのヤツですね。
全幅なんと156mですから、ジャンボの2倍以上という 凄い大型機 です。
それで、爆撃だけじゃなく、メガ粒子砲も撃ち、モビルスーツを3体載せ、
主翼に設けられたカタパルトからはドップ戦闘機の空中発進もできます。
さすがアサルト・エアクラフト・キャリア。

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キットはいつ発売か分かりませんが、93年に再発されたもののようです。
ちなみに値段シールは ¥220 となっておりました。
スケールは1/1200ということで、食玩みたいなものを想像してたんですが、
1/72の第二次大戦の戦闘機ぐらいのボリュームはあります。
でもディテールとかシャープさはさすがに当時っぽいですね。

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組み立ててみるとこんな感じ。
なんとスナップフィットじゃありません。接着剤が要ります

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さて、パーツ分割は、下部胴体(格納庫)を差し込むちょっと変わった作りです。
で、箱絵を見ると、主翼の下に下向きのノズルがズラッと並んでます。
設定では揚力を補うために下向きのジェットが付いてるんだそうですが、
もしかしたら意外にも 垂直離着陸 が可能なのかもしれません。
てことは、サンダーバード2号みたいに、コンテナを分離できるんでしょうか?
そんな設定はどこにも書いてありません。
そういえば、ランディングギアはどこに?
謎が謎を呼ぶのですが、なんだか面白くなってきましたよガウ。

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つづく


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エンジンとか

さて、地道な作業を始めましょうかね。
まずはこの機体の大きな特徴であるエアインテークであります。(´ー`)


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エッジとかフィンはいくらなんでも分厚過ぎです。
厚さは1mmぐらいあるので実際は1.2m。穴は4mぐらいでしょうか。
これじゃ人間の安全対策やバードストライク対策に関係ありません。
マヌケなモビルスーツを吸い込まない ぐらいの効果はあるでしょうか。
でもここはやはり、スケール感を稼ぐために削り込み&交換が必要なようです。

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で、まずはフィンを削り落とすところから始めたんですが、
こうして見るとエンジンデカ過ぎじゃね?という気が 沸々と 湧いてきました。
これだけ大きな翼があるんだから、不必要なデカさに見えます。
むしろ小型化したほうがエンジンがハイパワーに見えてカッコいいかも。

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ちなみに、B-2ステルス爆撃機だとこんなもんです。
まあ、ガウはステルス性能なんか全く考慮してないと思いますけどね。

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そこで本来のインテークリップの部品を使うのはヤメにして、
主翼と一体になってる部分だけを改造して使うことにしました。
どうせフィンは作らなくちゃいけねーし、段差を消す手間もはぶけるし。
流れで、主翼基部にある戦闘機カタパルトもエッジを削り込んでいきました。

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つづく


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スジ彫り

エンジンポッドのフィンを作る前に、全体のスジ彫りをしてます。
でも、ぼくのような者でも年末はそれなりに忙しくて、なかなか捗りません。
作業部屋は寒いんでついTVの前から動けなくなるし。(´ー`)


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てことで、まだこんなもんですスイマセン。
できればトルメキアの輸送機やギガントぐらいの、気が狂ったような密度
スジ彫りしたいなーって思ってるんですが、まだぜんぜん道半ばです。
スジ彫りが多すぎると返ってスケール感を損うっていう意見もありますが、
やっぱり模型の見せ場の一つですから、たまにはミクロの決死圏やってみるかなと。

ぐいぐいスジ彫りしてたら、羽根の先が欠けちゃった。

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つづく


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フィン

スジ彫りの途中ですが、突然エンジンポッドのフィンを作ることにしました。
スジ彫りが主翼上下面でつながってたり、翼端が欠けちゃったりしたので、
そのためには主翼を貼り合わせないとこれ以上進められなくなり、
そのためには先にフィンを作り込まなければいけないことに気付いたのでした。
まったく、面倒な事は先送りする主義 なのにもう。ヽ(;´Д`)ノ


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元のフィンが厚さ1mm、隙間が2mmぐらいだったので、
2倍ぐらい密度、流行語で言えば 情報量 ですか、を上げたいと思いました。
するとフィンは0.3mmプラ板、隙間は1mmのをスペーサーにすればよかろうと。
で、それを切り出したカケラを積層していきました。

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出来上がった電子部品のようなパーツを現物に合わせながら削り出し、
どうやら嵌まる形が出来ていきました。
これを上下面8か所も作らなきゃいけないのです。酷だわ〜。

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でもご覧ください。休日を使ってなんとかやり遂げましたよ。ヽ(´▽`)ノ
やってるうちに慣れてきて、終わるころにはすっかりガウのフィン造り熟練工です。
2度と使い道のないスキルのような気もするけど、
ガンダム系や松本零士系できっと役に立つよね?ね?

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つづく

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スタビライザー

大晦日の夜にプラモブログ書くのもオツなもんです。(´ー`)
冬休みはガウを全力で進捗させるぞと思ってたんですが、
家事やらなんやらしなきゃいけないし、カゼぎみだし、
工作も思わぬ所で手間取ってます。


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主翼の後エッジ、つまりエレボン(エルロン兼エレベーター)とか、
フラッペロン(フラップ兼エルロン)とか、あるいはエアブレーキとか、
大型機らしさのためにはこのへんがナマクラだとガマンできません。
でもエンジンがジャマして削りにくいので、作り直すことにしました。

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外側の二枚はエレボンてことにして、2mmプラ板をクサビ型に削り、
中立より少し上げて取り付けてみました。
ちょっと動きがでるかなーなんて考えたのです。
一番内側はエアブレーキってことにして、後からビラビラを付けます。
ガウ着工当初は、年内にサクッと完成 なんて思ってたんですが、
小さいモデルってこういう所に余計な手間食っちゃうんですよね。

さて、今年一年、駄文におつきあいいただきありがとうございました。
展示会などでのリアルな交流も楽しく過ごさせていただきました。
みなさまへの一年の感謝と、新年のご多幸をお祈りいたします。
では、2016年もよろしくお願いします。

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垂直尾翼と格納庫

新年あけおめ!とか言ってるうちに、2016年も10日過ぎちゃいました。
それにしても、仕事に復帰してダリ〜ところに三連休があるなんて、
なんて優しいシステムでしょう。国民の祝日ばんざい!(´ー`)
てことで、引き続きガウのディテールアップを2題。


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垂直尾翼はやっぱりエッジがナマクラなので、これをシャープにするのと、
凹モールドになっている 横スジ を、凸の補強材に直すことにしました。
垂直尾翼に補強材が付いてる例は戦後のジェット戦闘機なんかに見られます。
ぼくはスーパーセイバーを作ったとき、これの経験値があるのです。

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2mmプラ板をクサビ型(垂直方向と前後方向)に削り出し、
0.3mmプラ棒を貼付け、それをまた薄く削っていきました。
あと、後退角をちょっと増やしたくなったので、根元にクサビをかませました。

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それから後部格納庫もエッジが超ナマクラです。うーむ。(゚~゚)
いやナマクラというか、こういう垂直に切り落としたアレンジなのでしょうが、
やっぱり飛行機っぽくないので、曲面に削っていきました。
で、天地が変わってしまうので、ぴったり嵌まるシャッター扉をプラ板で作り直しです。

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てことで、全体こんな具合になりました。ヽ(´▽`)ノ

この格納庫の扉、計算してみると高さ10mぐらいある巨大空間です。
でも10mって、モビルスーツが中に立ってるとヘソぐらいの高さになり、
外からは 下半身だけ見える ちょっとマヌケな絵になりそうです。
外へ出るのも、ガンダムのようなかっこいい発進シーンじゃなく、
よっこらせと暖簾の下をくぐるような動作になるのかなあと。

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つづく


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ディテール追加

そして、スジ彫りとか凸凹とか、さらにディテールを詰めていきました。
一日一歩三日で三歩、というペースで進捗しております。(´ー`)


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拡大
幸いにして、参考資料はあります。
以前スペースランチを作ったときに、わずか数点の設定画を見るためだけに入手した
「機動戦士ガンダム 艦船&航空機 大全集」という本です。
これは「08MS小隊」に登場したときのガウの設定画ですね。
またちょびっと本代のモトを取ったど〜。

で、全体ちまちまやって、こんな具合になってます。
追加工作部分は白いから分かりやすくていいわ。

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エンジン前のジグザグなライン、誰が考えたか知りませんが、
いかにもSFメカっぽい雰囲気をかもしだしますね〜。(´∀`)
あと、0.1mmプラ板を細切りにして貼付けるのも、カンタンで雰囲気出ます。
貼付けもの は、大きい面だと「ああ貼付けたんだなあ」って感じになるので、
出来るだけ細かくさりげなくやったほうがカッチョいいみたいです。

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底面にもちょこちょこっと貼ってみました。
それから、格納庫の上の 誘導装置みたいなの を追加しました。
劇中で何て言ってましたっけ?レーザー何とか?トラクタービームじゃないし…
あと、スタンドは透明プラ板に変えるので、その受けを内部に作ったりしました。

それにしても、本格的に寒くなってきましたね。表に出る気がしないっす。
みなさま雪で転倒とかインフルエンザとか、お気をつけくださいませ。

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つづく


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エンジンノズル

最後のディテールアップポイントは、エンジンノズルです。
設定では、熱核ジェットエンジン×18基となっております。
熱核ジェットエンジンとはどういう物かよく分からないのですが、
おそらく凄いパワーを出すものなんでしょう。(´ー`)


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でもパーツはこんな、タコの八っちゃん みたいな造形です。
まず別売のノズルパーツへの交換を考えたんですが、
18個も使うのはもったいないんで、削って作っても大差ないだろうと思いました。
で、リューターとピンバイスとナイフで、お椀型に削っていきました。

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拡大
それと、上下の隙間に何かあったほうが良いだろうと、パイピングなどしてみました。
とてもとてもオーバースケールですが、そう目立たせるつもりはないんで…(´∀`;)

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てことで、各部のディテールアップは完了。サフがけしました。
この後アラ探しをしばらくやって、塗装はどうしようかな〜。

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つづく


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本塗装

1回目のサフを吹いて浮かび上がったアラを修正し、2回目のサフ。
そして各部の奥まったところをブラックでつぶしていきました。(´ー`)


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3回目のサフではみ出てるブラックを修正し、さていよいよ本チャンの塗装です。
まず、ファーストガンダム劇中の ラベンダー はネエよなーと思いました。
先にご紹介した「機動戦士ガンダム 艦船&航空機 大全集」掲載のCGイラストは、
いかにも軍用機な、どシブなダークグリーンでなかなかカッチョいいです。
念のため「第08MS小隊」を見直したところ、やっぱりラベンダーでした。(´・ω・`)

いろいろ脳内シミュレーションの末、結局ドイツ機でしょう、と決心しました。
ガウと言えば夜間 なイメージが強いので、夜間迷彩がよさそうです。

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てことで、こんな感じになりました。
Mrカラー117番「RLM76ライトブルー」37番「RLM75グレーバイオレット」です。

今さらですが、ジオンとかガミラスにはナチスっぽいデザインが頻出しますよね。
特にファッションというか軍服。あとジオンの旗とかもやばいです。
昔のアニメだからしょうがないんですが、新作にも受け継がれてるので、
これドイツで放送できるんだろうかと心配になります。
ドイツにもアニヲタ諸氏はいると思うんですが……。

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つづく


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完成です〜

てことで、サクッと完成のつもりが丸3か月、やっと完成しました。
¥220(実はタダ)の元は充〜分とらせていただきましたよ。ヽ(´▽`)ノ


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マーキングは、ガンダムデカールその他を流用しました。
ガンダムメカに実機風の塗装っていう 手口 は珍しくもなんともないんですが、
やっぱり重量感や巨大感にそれなりの効果があるみたいです。
スポッティング迷彩はもっと細かいほうが良かったですね。

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エンジンノズルは、ブラック地にMrメタルカラーの「アイアン」を薄く吹き、
仕上げにタミヤウェザリングマスターの「赤焼け」で着色しました。

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それからローアングルのために、2月の寒風に吹かれながらロケ撮影してきました。
こうして見ると、ガウのイメージソースは翼を広げたコウモリみたいです。
それとも ゴアの円盤 へのオマージュでしょうか?誰も知らんて?
そういえば、GAWとGOA、語感も明らかに似てますよね?

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さて、先ほどから、カーゴドアの「4」が気になる方もいらっしゃるかもしれません。
実はこのガウ、これまで類を見ない新設定をさせていただきました。
ずばり皆様、コンテナはドッキング式 だったのです!

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そう、ガウは、主翼、パワーユニット、操縦系を一体化したフライングユニットで、
貨物を満載したコンテナを運ぶシステムだったのです。

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コンテナには、作戦の目的別に、ザクだったりズゴックだったりが事前に積まれてます。
さしずめ4番のコンテナは 水中作戦用 ですかね?(´∀`)
ガウの発進基地では、並んだコンテナがレールで横に移動しコンテナ換装します。
また、フライングユニットは垂直離着陸が可能なので、戦地での分離合体も自在です。

てことで、画期的な新設定ができて満足しました。あ〜ヨカッタヨカッタ。
ガウ制作記、ここらで完了です。

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ガウ制作記 完


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