林檎林

作りたい物を作りたいように作るさ~

コンコルド

さて、お次ぎのネタはこれ ( ´ ▽ ` )ノ



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誰でもごぞんじの超音速旅客機、BAC エアロスパシアル コンコルド であります。
およそ3年ほど積んでおりましたが、やっと順番がめぐってきました。
実際にコンコルドに乗ることは夢に終わってしまったけど、
雨上がりの夜空を描いた ステキな箱絵 に見入れば、
夢の超音速旅行、そしてあの夢多き時代にトリップできるってもんです。

そして箱絵をしみじみ味わった後は、絵の左下をご覧ください。
そう、1/72です。どうせ作るならデカいほうがいいに決まってますよね!ヽ(´▽`;)ノ


で、箱から出て来たパーツを並べてみました。

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比較のために上に巻き尺を置いてみました。
パーツ数はややひかえめの(?)90個です。
写真に映ってるもの以外にスタンドのパーツもあります。

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んで、とりあえず主要パーツをマスキングテープで組み立ててみました。
さすがにこれは・・・やりがいがありそうだぜ。
説明書によれば、完成サイズは全長86.5cmだそうです。
ぼくの机で工作できるのか、ちょっとは片付けないとイカンなあと思い知りました。

今回はあまり奇をてらわず、エアモデルとして普通に仕上げようと思ってますが、
キットの出来はあのエアフィックスクオリティなので、
「普通に」仕上げるだけでけっこうがんばる必要がありそうです。
完成目標、3ヶ月。


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つづく

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コンコルド(2)やっぱりね・・・

説明書にのっとり、機首およびコクピットから取り掛かりました。(´ー`)



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コンコルドが着陸のときにノーズを下げるってことは女子供さんにも有名だと思います。
でも、ぼくは恥ずかしながら、このプラモに着手して資料をじっくり観察するまで、
フロントウインドゥに重なって バイザー がせり上がることを知りませんでした。
なーんか見る写真によって印象がちがうなあと漠然と思ってはいたんですが。(´∀`;)

で、このキットは 生意気にも この部分が可動ということになってます。
まあ女子供でも知ってるこの機体の特徴を再現しようとした意気込みは買うのですが、
過去に作ったコニーとかTSR-2の経験上、精度的に大丈夫かしらん?と思うのです。



でまあ、とりあえず機首周辺のパーツを仮組みしていきました。

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ああ、やっぱりね・・・(´Д`;)
ノーズの可動とかへったくれとか、その前に基本的にパーツが合いませぬ。

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さらに機首下面。
外壁だけ組むといちおう合うのですが、コクピットを挟み込むとこの有様です。
しょっぱなからこの調子じゃ先が思いやられるよ・・・
制作記も長丁場になりそうですが、よろしくおつきあいくださいませ。


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つづく


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コンコルド(3)コクピット

でも、エアフィックスのパーツ精度に文句言うって、どーもヤボな気がしてきました。
今後はこの件に関していっさい 口チャック てことを誓います。(´ー`)



で、コクピットです。
まずは内壁全体をブラックで下塗りし、内装色としてライトグレーを吹きました。
説明書では色指定は全てハンブロールでされてますが、
ネットで見つけた対照表でMrカラー308番「グレーFS36375」を使用します。
びっしり並んだ計器盤は付属のデカールを活用しました。

IMGP3935nn.jpg

正面計器盤の、2基の空間レーダーみたいなのは、パイロット照明用の白色LEDです。
そう、我ながらワンパターンですが今回も電飾を仕込もうと思っているのです。
あたかも計器盤の光によってパイロットが照らされてるように見える、はずです。

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配線は、以前は、LEDやCRDをまず土台に固定しリード線で繋いでいく
という基本に忠実な方法でやってましたが、
しばらく前からパーツの足どうしを直接ハンダ付けしてしまうやりかたをしてます。
邪道 かもしれんけど、模型に組み込むならだんぜん合理的じゃないでしょうか。
今回の場合も、2個のLEDは計器盤の後ろで足どうしを直列にハンダ付け、
残りの足をコクピットの床下にぐるっと回し、そこでCRDを直結させてます。

IMGP3933nn.jpg

クルーのみなさんはプレイザーの ありあわせ のでごまかすことにしました。
パイロットは上半身がナチスの将校さん、下半身は休息する歩兵さんです。
機関士さんは、組み込むスペースの都合で足ちょんぱです。ゴメンヨ。(*´∀人)

ブリティッシュ・エアウェイズの制服を調べてみたところ、クルーは
黒いダブルのスーツに黒いネクタイ、袖に3本ないし4本の白ラインです。
ちなみに、キャビンアテンダントさんはネクタイが赤白ストライプになり、
パイロットが女性の場合は黒ネクタイの代わりに黒リボンみたいです。


てことで、点灯してみるとこんな感じです。

IMGP3943nn.jpg

ちょっと、というかだいぶ明る過ぎですね。(´∀`)
最近ハヤリの(?)光ファイバーでミクロの電飾をしたり、あまつさえ自動点滅などと、
繊細でセンスが要ってハイテクニックなことは、わしゃあ好かん!
ざっくり分かりやすい、パッと明るい電飾がええんじゃ!
てことで、とりあえず完了。


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つづく


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コンコルド(4)機首の小細工

コンコルドが他の旅客機といちばん違ってるのは、機首が動くってことです。
加えて、コクピット前に「バイザー」がせりあがる動きもあるのです。
キットでも、この部分の可動が再現されてます。(本物と全く同じ動きではないけど)


見て下さいこの 泣かせるメカニズム

IMGP3968nn.jpgIMGP3973nn.jpg

ノーズを下げると、それにロッドが連動してバイザーが収納される仕組みです。


だけれども、実際に組んでみると、これがスムーズに 動かない んだわ。
設計者の意図より摩擦やアタリがあるようで、下げはできても上がらない…(´д`)
しかも、組み立て方が 挟み込み接着につぐ挟み込み接着 で、
整形、表面処理、塗装など、あとあとめんどうなことになりそうです。
おまけに、接続している細いロッドが一箇所でも破損したらおじゃんじゃないですか。

さあ、どうする?


1 せっかくのコンコルドの模型なんだから、可動はしたい。

2 少なくともノーズは後ハメにしたい。

3 したがってキットの構造は捨てる。


悩みに悩んで以下のようにやってみることにしました。

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バイザーを引っ張るロッドはいったん切断!
ノーズの左右接着時には根元だけを挟み込んでおき、
ロッドにパイプでつないであとで接着できるようにしました。

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ノーズとボディは、ガンプラでおなじみポリキャップで接続するようにしました。
胴長ロボを作ったときの技術的蓄積(笑)がこんなところで役立ってます。

これで、胴体、ノーズ、バイザーが別々に整形・塗装ができるようになり、
バイザーとの連動は失われるけど、ノーズの可動もできるっていう寸法です。
つまり、実機のような動きはあきらめ、差し替え式 に近いイメージです。
まあでもディスプレーするときは、実質的に「下げ」が標準になりそうですが。


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つづく

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コンコルド(5)機首の小細工2

制作開始から早1か月、まだ機首まわりでウロウロしてます。(´ー`)



IMGP4079nn.jpg

実機では、ノーズは毛筋一本のチリでもって粛々と動くはずなんですが、
まあ模型なんで多少の隙間はしょうがないとは言え、
なぜかノーズの幅がコクピットの幅と合わず太すぎるようです。

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そこで、内側にプラ版で裏打ちをし、幅を削ってラインを調節していきました。
また、ノーズダウン時にせり出てくる部分にプラ板で蓋をしてやりました。



ところで、先日ハセガワ主催のJMCに行ったとき、数々の秀作を目にするにつけ、
やはり旅客機はツヤピカ仕上げがいいなあと思うようになりました。(・∀・)
しかるに、このキット全体を覆う極太凹モールド。これは全面彫り直すしかありません。

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せめて凸モールドなら少し楽できるのに、黒い瞬着で埋めてまた彫るマゾ作業です。
どっちみちパーツの隙間や段差もはんぱないからやりますけどね。(´д`)
こりゃ作業完了までに黒い瞬着一本使い切るな・・・


ぼくは始めのうちは、パーツを傷つけないように気を使って作業してるんだけど、
こうして切ったり貼ったり盛ったり削ったりしているうちに、次第に
キットパーツなんか 芯だ材料の一種だ っていうスイッチが入るようです。

そうなるともう丸ノコリューターも100番の紙ヤスリも躊躇ありません。
ウヘヘヘヘ、俺の好きなようにさせてもらうぜ 的な、
キットを殺すことを何とも思わない、バーサーカーモードに突入するのです。
さてこれってサドなんでしょうかマゾなんでしょうか?


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つづく

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コンコルド(6)機首の小細工3

concorde_landing_1.jpg

コンコルドのコクピットの下には小さなフィンがあり、その下に着陸灯が付いてます。


まずはフィン。

IMGP4114nn.jpgIMGP4110nn.jpg

キットパーツはまあ普通のデキと思いますが、厚さを測ったら0.5mm。
実機はペランペランの板なんで、もうちょっとシャープにしてやろうと思いました。

取り付け溝の幅が1.8mmだったので、0.3mmプラ板でフィンを作り、
その上下に0.75mmプラ板をかませスペーサーとしました。これでぴったり1.8mm。
んで、フィンをいったん取り外してスペーサーを削ってツライチにしました。
ははは、我ながらいつになく こまけーこと 書いてんな~。(´∀`)


さて、着陸灯がこんな位置にある機体を、ぼくは他に知りません。
おそらく前脚が後の方にあるためにこの位置になったんでしょう。
けっこう目立つし、脚に組み込むよりは簡単そうなんで、電飾してやろうと思いました。
コクピット床下の狭いスペースなんで、どうせなら新技術(笑)を採用しようと思い、
「チップLED」を買いに秋葉原の秋月電商に行ってきました。
でも、2mm角の小さなパーツ、どこに売ってるのか最初ぜんぜん分かりませんでした。
ていうか、どんなパッケージで売ってるのかイメージが全くなかったのです。

IMGP4130nn.jpg

果たして探し出したチップLEDは、10個入りでこのようなパッケージで売ってました。
カレールー みたいに、プラスチックケースに並びフィルムで蓋がされています。

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足は自分でハンダ付けしないといけません。使ったのは0.32mmポリウレタン銅線。
裸の銅線に見えますが、実はポリウレタンでコーティングされているのです。
いやーこんな細かいハンダ付けは当社の技術的限界です。(´д`)
このLEDは2mm角ですが、もっと小さい1.6mm角のもあるんだぞ~

IMGP4142nn.jpg

でも、ハンダ付けをクリアすれば、あとは所定の位置にホットボンドで貼るだけです。
左端がLED、9mAのCRDと抵抗1個を直結してハンダ付けしました。
で、コクピットとともに点灯してみるとこんな感じです。

IMGP4153nn.jpg

明るさは十分以上だったので、クリアオレンジで色味を調節しました。
コクピット照明はクリアブルーです。ちょっと青過ぎかな?

てことで、とりあえず機首周りの小細工はいちおう完了です。ヽ(´▽`)ノ
やっと左右を接着して次のステップに進めるぜ。


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つづく


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コンコルド(7)脚収納庫カバー

ジミ~に進捗報告です。(´ー`) 

次はボディの工作と思ってたんですが、
ボディを組み立てるためには主翼下面パーツも組むことが必要です。
んで、そのためには主脚収納庫をフィックスするのが必要なことが分かりました。

主脚収納庫の内側カバーは、脚の出し入れのときのみ開くようです。
つまりほとんどの写真で「閉」状態なので、ぼくもそうしようと思います。
でも、エアモデルの脚カバーを閉に組むのって、脚を作らなくていい反面、
スキマとかツライチ具合とか意外にメンドウなんですよね。(´д`)



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とりあえずプラ板でノリシロを作って接着できるようにしました。

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が、カバーのエッジが丸まってるのに対し、なぜかボディ側の方は角ばってます。
どんな資料でもここは丸いはず。だいたい説明書のイラストでも丸いんですけど・・・
どうしてこうなった?( ^ω^ )
ぼくはモデラーとしては細かいことはあまり気にしないほうだと思うんですが、
こういう事ってどうにも腑に落ちないんで修正していきました。



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カバーの丸みに合わせて0.3mmのプラ板を曲げ、ボディに接着しました。
これを 土手 にして黒い瞬着を流し込もうって寸法です。

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黒い瞬着流し込み~。
ついでにボディ下面のぶっといスジ彫りにも流し込んでつぶしていきました。

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でまあ、目論見どおりのアールに整形することができたようです。ヽ(´▽`)ノ
ボディ下面の 目立たない部分にこだわるのも粋、とでも信じましょう。


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つづく


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コンコルド(8)主翼下面のスジ彫り

てことで、主脚収納庫の流れで主翼下面パーツを仕上げていきました。(´ー`)
具体的には、極太のモールドを埋め、代わりにスジ彫りをしていく作業です。
キットでは、どういうわけかパネルラインがほとんど無く、
楕円形のハッチ中心にモールドされていて、特に主翼下面は全くノッペラボーです。
なので説明書の三面図や写真を参考にパネルラインを追加していきました。



今回、進行方向と直角な線の位置決めに、ちょっと技術開発(笑)をしてみました。

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まあ写真のとおりなんですが、トースカンの活用、ていうか 壁の活用 です。
大工さんがプロの技でもってきちんと建てた壁と、
たまたま付いてたパンチング(たぶん正確に垂直が出てるはず)が、
工作物の垂直を確保してくれるんじゃないかと。

ぼくは普段は壁に向かって作業してるんですが、今回は机の横に回り込んでの作業です。
まあ固定方法がアレなんで、定規やノギスで垂直を出すのと大差ないかもしれませんが、
たいへんな時間節約になったんじゃないかと 自負 するものであります。(´∀`)


てことで、胴体と主翼の下面はこんな具合になりました。

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拡大
楕円モールドは、数を減らし、楕円を長円に変え、位置をちょっとずらしました。
ちょっとずらしたのは、彫り直すときに、ヘタすると瞬着がはがれてしまうからです。
位置の変更は正直だいぶ邪道なんですが、なーに、楕円モールドなんて飾りです。

でも、いつか展示会とかで海原雄山みたいな人が現れて、
この作品は楕円モールドがオカシイ!とか怒られたりして。


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つづく


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コンコルド(9)主翼上面のスジ彫り

本年もこのような駄文におつきあいいただきありがとうございました。( ´ ▽ ` )ノ
2011年最後のコンコルド制作記はさくっと進捗報告です。



主翼下面に引き続き、上面のスジ彫りをやっちゃいました。
ある意味このモデルで一番目立つ部分なので、できるだけ小綺麗にしたいもんです。
でも、キットパーツはこんな状態です。

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やっぱりパネルラインが無く、円と楕円がこれでもかってくらい彫られてます。
このモールド、実機写真では、無いことないけど ほっとんど 見えません。
写真では多くの場合、主翼上面のトーンが飛びぎみなせいもあるけど。
てことで、黒い瞬着で埋めていきました。

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うーんなんだか グロ画像(´∀`)
これを紙ヤスリで削り取り、エッジのシャープ化とスジ彫りをしていきます。

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キットの主翼の形は、なだらかに垂れ下がる曲面とかなかなか美しいですが、
写真を参考にここまでエッジを削りました。(ブルーが使用前、ピンクが使用後)
エッジは上下貼り合わせじゃないので作業は楽です。
エアモデルキットは すべからくこうあるべし。エアフィックス感心です。

IMGP4229_S.jpg
拡大
んで、スジ彫り。
今のところスジ彫りの密度はちょっとアッサリ目にしてますが、
サフ吹いた後再検討しようと思ってます。


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それではみなさま、良いお年を。


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コンコルド(10)胴体1

主翼の次は、いよいよメインイベントの胴体です。(´ー`)
やっぱり極太のスジ彫りに加え、窓のあたりを中心に緩やか~に波打ってます。
対処としては、180番の紙ヤスリでガリガリ削り出すしかありません。
なるべくバラのパーツのうちに、出来る事はしておこうと思いました。


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作業前の写真がありませんが、だいたいこのように仕上げました。ヽ(´▽`)ノ
極太だったパネルラインは、表面を削って幅を狭め、ケガキで深さを確保しました。
まだ少々アラが残ってますが、仕上げは左右胴体を接着してからってことで。
主翼付根のフィレットは、実物でもほぼこのような面白い形をしています。

続いて胴体内部のパーツを準備していきました。

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客室は、大小4つの部屋に分かれています。
キットには隔壁が付属していたので大いに助かりました。(´∀`)
コニーのときはこれが無かったので作るのに四苦八苦した覚えがあります。
ただし、客室の一番後の隔壁はなぜか無かったので新規で作りました。

写真上のほうは、今回も性懲りも無く組み込む照明ユニットです。
プラ板細工で、やっぱり旧式の 蛍光灯の傘 みたいになりました。

写真下は床板です。いや、今回は客席は作りませぬ。
コンコルドは窓がおそろしく小さい(ハガキ大ぐらいらしい)ので、
中は絶対見えないからです。すなわち単なる反射板てことになります。

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客室の電飾は、昼間の展示会でもなるべく見えることを目標に、
LEDを コレデモカって感じで付けてみることにします。
客室全体でLEDを26個、CRDを13個使うというおバカな電子回路になりました。

たぶんもうちょっとクレバーなやりかたがあるんだろうけど、
ぼくの知識と技術ではこれ以上の方法を思いつきません。
まあプロじゃないんで、消費電力とか原価とか、ぼくは無視していいよね?


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つづく


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