林檎林

作りたい物を作りたいように作るさ~

お次ぎのネタは

さて次のブツは、マイナーなのかメジャーなのかよく分からない、
三角翼艦上戦闘機、ダグラスF4D-1スカイレイです。(´ー`)




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三角翼とはいえ、翼端が丸みを帯びているので、ハート型翼機といった感じです。
というか、機体全体が翼の、全翼機的なコンセプトじゃないでしょうか。
1954年に量産型が初飛行し、厚木基地にも駐留してたことがあるそうです。

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キットはタミヤの1/48。
ウワサでは、これは良いキットだと聞いてはいたんですが、
いやはや●アフィックスとかエ●フィックスとは次元が違います。
全面の繊細なスジ彫りは当然として、アンテナなんかの突起も
おそらくプラの限界って感じでモールドされています。

何かの雑誌で外国人モデラーがタミヤのあるキットを評し、
全てのパーツが吸い込まれるように嵌まっていく
と書いてたことがありますが、シャレた表現しやがるぜ全く。

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よくディテールアップのポイントになる脚カバー裏もちゃんと出来てます。
垂直尾翼のヒンジなんか、スキマが再現されててバリもありません。( ゚д゚)

「メーカーとしてやれることは全部やっておいた。あとはお前の腕次第。」

まるで タミヤ様に試されている ような気分になります。
実際の話、モールドを折ったりつぶしたりしないように気をつけないと。
んで、どう料理するかなんですが・・・



・・・どこからかタミヤ大王の不気味な声が響いてくる。( ̄□ ̄;)!!


「お前にこのキットを、それに見合ったクオリティで仕上げられるかな?
      
 改造?さてお前の腕で「改良」が出来るとも思えんが。クックック。
 
 言っとくがLED電飾とやらはそろそろ飽きられてるぞ。
      
 おっと、科学特捜隊仕様やらアイドルマスター仕様に逃げちゃいかんぞ。
      
 あくまでスケールモデルとして正々堂々と勝負してくれたまえ。うわっはっはっは」


うっ、何なんだこのプレッシャーは!(゚Д゚;)
手が、手が動かねえ~。


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つづく

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スカイレイ(2)コクピット

てことで、スカイレイの制作を開始しました。
前回タミヤ大王とかなんとかクドクド書きましたけど、
まあ要するにアウトオブボックス(箱から出て来たものだけで作る)って方針で
マターリいこうかと。(´ー`)



まずは説明書に従ってコクピットから。

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これがキットパーツ。とりあえずダッシュボードのエッジは薄く削ってます。
まあ何の問題も無いんですが、今回キャノピー開けを目論んでいるんで、
ちょびっと 重箱の隅 をつついてみようと思いました。

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横の壁はさすがにノッペラボーなので、ちょこちょこっとディテールを追加。

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股の間のレーダーは枠が太すぎるので、いったん大きめの穴を開けてしまい、
延ばしランラーを埋め込み、その上に長方形のプラ板を貼りました。

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ダッシュボードの上の 何かの機材 もプラ板で作り直しです。
あとイジェクションシートのレールに補強版を追加。

資料によれば、イジェクションシートは2種類あるそうで、
ヘッドレスト上のハンドルが角形と丸形という違いがあります。キットは角形。
今回ぼくが作ろうとしている機体がどっちだったかどーもハッキリしません。
でもキット付属のデカールだし、ここはタミヤの考証を信頼することにしました。

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計器パネルは付属デカール。マークソフターでよくなじんでくれました。
説明書の指定では、基本色は「セミグロスブラック」でしたが、
こういう場合はダークグレーが良いと思います。
パネルの間にスミ入れし、スイッチ類はブラックとシルバーでちょんちょんと。

てなことで、説明書の全14ステップの第3ステップまで出来ました~。


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つづく

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スカイレイ(3)胴体の中

続いて胴体の制作です。
胴体は主翼と一体になって上下に分割されています。(´ー`)




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とりあえず胴体各部の小さなエアインテークやアウトレットを薄く削りました。
機体の背中にあるアウトレットはけっこう大きくて、スロープは別パーツです。
これの底に押し出しピン跡がありまして、場所が場所だけにとても目立ち、
しかもナイフでも彫刻刀でもヤスリでもなかなか削りにくかったので、
プラ板を貼って キレイさっぱり 消してやりました。


そして胴体上下を接着!(・∀・)、の前にやっとくことがありました。

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胴体のテールエンドには、ピッチトリマーという可動部分がありまして、
離着陸時に水平尾翼の代わりみたいな働きをするそうです。
キットはこれをサンドイッチして胴体上下を接着する構造になってますが、
これだとエンジンノズル周辺の塗装がひじょうに困難、
というかぶっちゃけ不可能になってしまいます。(´д`)

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そこで、ガンプラでおなじみの、いわゆる「後ハメ加工」をしようと思いました。
左右のピッチトリマーを繋いでいるバーを、1mmほど残して 切断!(゚Д゚)
バーを通す穴を10mmほど後ろに延長し、1mm残しておいた突起をここに嵌めて
スライドさせて取り付けるという、ちょっと乱暴な方法です。

まあ左右の連動は失われるし、ひょっとしたらユルユルになっちゃうかもしれませんが
最悪の場合、接着固定しちゃえばいいですからね。

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そして、小さいエアインテークからけっこう内部が見えるのでブラックで塗装。
メインのエアインテーク内部と脚収納庫にはホワイトサフを塗っておきました。

てことで、全14ステップのうち第4ステップまで完了です。
しばらくブラック&ホワイトの日々が続くなあ。


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つづく

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スカイレイ(4)はーと型

スカイレイの制作、さくっと進捗報告です。(´ー`)



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エッジのシャープさは飛行機モデルの命、なんちゃって思ってます。
ジュラルミンの薄板を貼り合わせた、ちょっと頼りない軽やかさが、
戦車やなんかとは違う飛行機らしさなんじゃないかと。

エアインテーク横の「境界層板」も本来 ペナペナな板 なんで、
できれば極薄のプラ板か金属板で作りたいところだったのですが、
ここはガマンして(?)削り出しで対処することにしました。
右が加工前、左が加工後です。

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で、本体に接着です。段差らしきものはほとんど出来ずにピタッといきます。
接着してるときの 緊縛状態 がなかなか面白かったんで写真に撮ってみました。
上の割り箸と下の彫刻刀は、輪ゴムを接着線から浮かしておくための工夫です。

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そして外翼も接着。
キットは外翼を折り畳んだ状態にも出来るのですが、
ぼくは展開状態のほうがコイツらしいと思ったんでこうしました。

てことで、士の字ならぬハート型状態になりました。
説明書の全14工程のうち、第5までクリア。11と12をつまみ食いしました。
そういえばもうすぐ 楽しいバレンタインデー ですね・・・


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つづく

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スカイレイ(5)シャープニング

引き続き地味~に進捗報告です。(´ー`)
飛行機モデラーの方にはおなじみの作業ばかりで 情報性希薄 ですが。




で、接着した所の合わせ目消しと、主翼や尾翼のエッジのシャープ化です。

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いわゆる「うすうす攻撃」ですが、何で「攻撃」なのか 意味分かりません
この言葉、なんとなくヲタクっぽくて恥ずかしいので使わないようにしています。
気分的には刃物を研いでいるような作業なのですが、
シャープニングとかストラッピングとでも言えばいいのかしら?(´∀`)

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エアフィックスのコニーをやってる時も ボヤき ましたが、
なんでメーカーさんはエルロンを上下貼り合わせ構造にするんでしょうか?
最初からエルロンの取り付け位置で分割し、1枚構造にすればいいのにと思います。
そういうキットも有ることは有るのに少数派です。
何か深い理由があるんでしょうか。

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「ピッチトリマー」は飛行機の動翼としては例外的に厚ぼったいんで、
エッジもキットのように丸いのか?と一瞬思いましたが、
調べてみたらやっぱり鋭いエッジだったので「シャープニング」してやりました。


というような基本作業を続け、全体にサフ吹くとこまで来ました。

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キットのスジ彫りはとてもキレイなんですが、
合わせ目消しをしているとやっぱり消えてしまう部分も出て来ます。
それを復活させるのに少し時間を食いましたが、
まあ凸モールドを彫り直すキットに比べれば 超余裕 です。


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つづく

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スカイレイ(6)まんどくさ~

本体はしばらく寝かせて(寝かせてどうなるものでもないけど)、
小物のほうを先にやっつけちゃおうと思いました。(´ー`)

脚周りは凄腕モデラーの腕の見せ所だと思うんですが、
キットの出来もいいし(←えらそうです)ぼくはごく普通に組む方針です。



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左の方から、前脚、主脚、アスレティングフック、尾輪です。
三角翼機は着陸のときに迎角が大きいんで尾輪があるんですね。

キットパーツに文句の付けようも無いんですが、
それだけ 単純作業の積み重ね になるわけで、とても眠くてマンドクサイっす。
もしかしたら良キットよりも、某メーカーや某古ーいキットみたいに、
ナニコレどーすんだよって困り果ててる状態のほうが、頭が覚醒してるかもしれません。

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武装です。
今回は 出されたものは残さず食べる フル装備にしてみようと思いました。
外側から、ロケット弾パック、増槽、サイドワインダー、ナブパックです。

キットパーツはなぜか増槽だけ凸モールドです。他のキットから流用したんでしょうか?
増槽はけっこう大きいしデカールもハデ目なので、凹モールドに彫り直しました。
単純なラインだけど、ダラダラやってなにげに時間を食ってます。


それにしても冬場は、コタツ&テレビの誘惑に負けない意思力が要りますね。
特に 木曜は「空から日本を見てみよう」「和風総本家」「ブラタモリ」、
誘惑がいっぱいで全くはかどりませぬ。


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つづく


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スカイレイ(7)脚とか

スカイレイの制作、のろのろ進んでます。(´∀`)



F4D_ashi.jpg

著作権的にアレな写真でスイマセン。
今回の制作に当たって、ぼくもいちおう「資料」を参考にしています。
「世界の傑作機」とかネットとか。
ほとんど素組みだって資料があったほうがイメージが膨らみますからね。

ネットで検索するときに重宝するのが「walk around ◯◯」という言葉です。
つまり、◯◯という機体を 舐めるように 撮ってあるんですね。
さすがにどこかの誰かが手持ちカメラで撮ってるんで、
脚まわりの資料がムダに多く、機体上面の写真は少ないのが惜しいんですが。

でまあ、見ちゃったものはしょうがないんで、
脚周りだけちょこっとオシャレしてやることにしました。

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塗装はごく普通にホワイトとタイヤブラックで塗り分けですが、
0.3mmの洋白線でブレーキパイプを追加しました。
パイプの配置はだいぶインチキですが、精密 は出るんじゃないかと。(´∀`)
しかし改めてこうして見ると、キットパーツよぉ出来てますなあ。
斜めの支柱とか、もし真っ平らだとしても自分じゃ放っておくところです。

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で、グレーでウオッシングした後、ピストンをクロームシルバーで塗装。
そしてブレーキパイプだけをブラックで塗るという、
手が振るえ目が痛くなる 作業をやって仕上げです。
ホントは脚収納庫の中も無数のパイプがのたくってるんですが、
ぼくがそれをやりだすと半年ぐらいかかりそうなんで、見て見ぬふりってことで。


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つづく

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スカイレイ(8)キャノピーとか

キャノピーの窓枠にかかりました。
何度やってもイヤーな気分が漂う作業です。(´ー`)



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今回はマスキングテープとマスキングゾルの併用となりました。
実は前半分もマスキングゾルでやってたんですが、切り取りに失敗し、
キズを紙ヤスリとコンパウンドで消すという スッタモンダ をやってたのです。
今後、直線の多い部分はマスキングテープに限ると心に決めました。(´д`)

で、マスキングゾルで本体に接着。キャノピー自体をマスキングにする作戦です。
キャノピー可動化という淡い夢もあったんですが、結局、乗っけるだけ仕様にしました。

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で、まずはブラックで塗りつぶし、窓の裏側の表現です。

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そしてサーフェーサを吹いて、これで本体塗装の準備完了です。ヽ(´▽`)ノ



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一方そのころ、武装関係は一足先に塗装完了しました。
下面色を塗って、エナメルグレーでウオッシングして仕上げです。
増槽やサイドワインダーの先端など、ちまちました塗り分けが意外と手間です。

おまけに増槽の側面にはけっこう大きいイナズマ型のデカールを貼るんですが、
これを 見事に失敗しますた。orz
マークソフターでデカールが溶けて破れ、それが塗装面に張り付いて取れなくなり、
しょうがないんで紙ヤスリで削り、サーフェーサ、そして下面色をエアブラシ・・・
というスッタモンダ作業Part2をやっておりました。

おじゃんになってしまったマーキング、
がんばって塗装でやるか、それとも 無かったことにする か悩み中。


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つづく

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スカイレイ(9)本塗装

というわけで、本チャンの塗装にかかりました。
この時代のアメリカ海軍機おなじみの、上面グレー、下面ホワイトのツートンです。



キットの説明書ではタミヤカラーで色指定がされているんですが、
ぼくはMrカラーの中から好みの色を選んで基本色にしました。
上面は315番「グレーFS16440」、下面は316番「ホワイトFS17875」です。
どちらもシャドウを入れる事を考えて指定色よりちょっと明るめにしました。

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まずは上面の基本色を全体にエアブラシでベタ塗り。
サーフェーサ状態と 全然代わり映え しません。しょうがないこととは言え。

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次に基本色をベースにシャドウ色を作ってパネルラインをなぞっていきました。
シャドウ色は、ブラックを加えただけだと青みがかって見えるので、
それを補正するための隠し味に茶色をちょっぴり加えています。

そしてこのまんまだと線のビビリもあるし濃さもあまりに不自然なので、
もう一度基本色で修正してやります。

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拡大
上面はあくまでグレーの単色ですから、シャドウ色が目立ちすぎるのはダメですよね。
シャドウ色はあくまで脇役。「主役より目立つなよ!」ってことです。
仕上がりは、どうも全体にボンヤ~リした感じですが、
細かい塗り分けやデカールを貼ればメリハリが出てくるはずです。たぶん。

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拡大
順序は前後しますが、下面も、基本色→シャドウ色→基本色という工程で仕上げました。

塗装には「黒立ち上げ」という技法がありますが、
ブラックから基本色までの幅がありすぎて加減が分からなくなるんですね。
飛行機モノにはちょっと重厚過ぎるし。
この方法だと、基本色とシャドウ色の幅の中でコントロールすればいいんで、
大ハズレの色にならないので気に入ってます。
何かかっこいいネーミングないでしょうか?別に珍しくもないか。

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つづく


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スカイレイ(10)ちょこちょこ塗装

粛々と進捗報告です。基本塗装以外の細かい塗装をやっていきました。




この時代のジェット機にはよくあるパターンですが、
エアインテークの縁は真っ赤に塗られ、DANGERの矢印が入ってます。
キットでは親切に(?)これをデカールでやれとおっしゃってます。

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外側から内側に回り込み、おまけに途中には小さなインテークの膨らみまであります。
達人の方ならマークソフターとか使って上手になじませていくんでしょうが、
デカールを苦手とするぼくには こんなの貼れっこありません
しょうがないんでマスキングでちまちま塗り分けていきました。

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ああしかし、そういえばばくは、マスキングでの塗り分けも得意じゃなかったのでした。
案の定レッドのラインがばっちりはみ出しております。
後でナイフでカリカリやって削りましたけどね。
そして主翼の前縁はシルバー、レーダードームは艶有りブラックです。
また、機首のヨゴレはおそらくマスキングに使った チラシ の印刷インクです。
紙でマスキングをするときは無地のものに限ると心に誓いました。


でまあ、マスキングとの苦闘の挙げ句いちおう塗り分け完了。
いったんクリアをかけ、軽くペーパーをかけた後、ウォッシングをしていきました。

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拡大
エナメルのダークグレー(70%ぐらい)を作り、平筆でばしゃばしゃ塗って、
Tシャツを切った布で拭き取っていきます。
たぶん模型制作でいちばん 勢いと思い切り にまかせる作業じゃないでしょうか。
胴体は重力方向、翼面は進行方向に流すとそれっぽいかなあと思ってます。

当初、このキットに着手した時は、
メーカーさんの作例みたいな小綺麗な仕上がりを考えてたんですが、
ぼくはやっぱりヨゴシをしないとどーも物足りないわ。

そうそう、機首のアンチグレア(防眩塗装)と主翼上のウォークウエイは、
艶消しにするため最後の最後に塗装しようと思ってます。


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つづく

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