林檎林

作りたい物を作りたいように作るさ~

お次ぎのネタは

あらためまして、新年あけましておめでとうございます。
今年こそは景気のいい年になって欲しいもんですね。

さてお次のネタはこれ ( ´ ▽ ` )ノ





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川西 E7K1 九四式一号水上偵察機です。
長ったらしいので当ブログでは「カワニシ」と呼ぶことにしましょう。

以前 にせコスモゼロ(実は艦載機仕様の震電)を作ったときに、
演出小道具としてカタパルトが欲しくて、そのためだけに通販で調達したキットです。
なのでカタパルト以外のパーツ、すなわち本体が丸々余っていたのです。
で、積みキットの中でいつまでも作って欲しそうにしてるんで、成仏させてやろうかと。



ところで、水上機といえばずばり「紅の豚」ですね。



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現実の歴史や地理と微妙にズレたファンタジー世界で、
かっこいい架空水上機がふんだんに登場します。
時代設定はおおむね1930年代前半。

対してカワニシの初飛行は1933年。
先行して1機だけ製造された実験機という設定なら、
紅の豚の世界にカワニシが登場してても 不思議じゃありません
(いや不思議すぎだろ・・・)


てことで、今回の制作はまたもやインチキ設定、
「東洋からやってきた謎の水上機 KAWANISHI」です。


・3人乗りを1人乗りに改造


・ボディと翼を短縮して戦闘機らしく


・ボディカラーは白。日の丸は無しで、しかし日本ぽいカラーリングを考える。


ってことでどうすか?


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つづく


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カワニシ(2)ボディめった切り

本来3人乗りのカワニシを戦闘機らしくするため、圧縮作業をしてまいます。(´ー`)



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カワニシを紅の豚の世界で戦闘機として活躍させるためには大幅な改造が必要です。

川西九四式水上偵察機(複葉)
全長 14.41m 全幅 14.00m

サボイアS.21試作戦闘飛行艇(単葉)
全長 7.92m 全幅 10m

カーチス R3C-2 (複葉)
全長 6.15 m 全幅 6.71m

時代と目的が違うとはいえ、明らかにデカすぎます。
プロポーションも戦闘機らしくボディも主翼も思い切って短縮します。
よーしやったるぜぇ!(`・ω・´)


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3人目のシートを バッサリ切断!(゚Д゚)
約13mm、実寸で約94cm短縮です。

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続いて主翼を バッサリ切断!(゚Д゚)
エルロンの直前で左右のリブ3枚分、計20mm、実寸で約144cm短縮です。


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パイロットのシートは2人目のものを使うことにして、本来のシートは埋めちゃいます。
ボディのライン削り出すため、ボディ後半の布貼りモールドはオミットです。

つーことで、カワニシ戦闘機バージョンは、
全長 13.47m 全幅 12.56m になりました。
まあプロポーションはそれらしくなってきた気がするんだけど、
まだサボイアやカーチスと比べるとぜんぜんデカいんだなあ・・・どうする?


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つづく


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カワニシ(3)スモールライトぉ~

胴体と主翼をぶった切った結果、
プロポーションはそれなりに戦闘機らしくなったけど、
同時代の他の戦闘機と比べるとまだぜんぜんデカいのでした。(´д`)


ちなみに1/72のサイズで言うと、

サボイアS.21試作戦闘飛行艇
全長 110mm 全幅 139mm

カーチス R3C-2
全長 85mm 全幅 93mm

カワニシ水上戦闘機
全長 187mm 全幅 174mm

これをさらに縮める必要があるわけですが、正直もう切る所がありません。
そこで最後の手段「脳内で小さいと思えば小さい」という方法で解決しようと思います。
つまり これは1/72じゃない1/48だ と思い込めばいいのです。(・∀・)



検証(笑)のためフィギアを当ててみました。まずは1/72フィギア。

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うーんやっぱり3人乗りだけあってデカい機体です。さらにフロートも付くし。
次に1/48フィギア。

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おお、これでも違和感無いじゃありませんか!(・∀・)戦闘機らしく軽快です。
このおじさんにはちょっと窮屈な気もしますが、日本人なら大丈夫。

てことで、今日からこのカワニシは1/48スケールてことで決定~。
実際の機体サイズはどうなったでしょう。

サボイアS.21試作戦闘飛行艇(単葉)
全長 7.92m 全幅 10m

カーチス R3C-2 (複葉)
全長 6.15 m 全幅 6.71m

カワニシ水上戦闘機(複葉)
全長 8.98m 全幅 8.37m

まだ少し大きいですが、これはまあ、新型ってことで納得できます(←どこがw)



てことで、1/48フィギアさんが乗るためのコクピットを作っていきました。

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床と隔壁、胴体内部の構造材をそれなりーに作り込み。

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シートは1mmと0.3mmのプラ板で自作。
クッションは、薄く延ばしたパテにサランラップを密着、膨らみとシワを作りました。

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パイロットもまあ上手く収まるようです。
日本海軍のパイロットフィギア探さないといかんなあ。


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つづく



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カワニシ(4)コクピット

コクピットって、なんか飛行機モデルの見せ場の一つになっちゃってるんで、
飛行機モデラーの端くれとして 逃げるわけにはいきませぬ。
完成するとあんまり見えないんだけどね~。(´д`)

このカワニシの場合、1/72のモデルを超強引に1/48にした関係上、
コクピットはキットパーツが全く使えなくなりました。
しょーがねぇ、ちまちま自作するしかありません。




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まず計器パネルです。
0.5mmプラ板に0.3mmプラ板を貼り、ピンバイスで凹を彫りスミ入れしました。
クローズアップして見ると激しくナマクラっすね。

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シートも1mmと0.3mmのプラ板を組み合わせて制作しました。
クッションはエポパテ製(前回の日記参照)。
エッチングのシートベルトを奢ってます。

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操縦桿は0.6mmプラ棒に黒い瞬着。


てことで、最低限だけどコクピットらしき物をデッチ上げられました。

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以上、資料らしき物をほっとんど見ないでの制作でした。
まあ正統派スケールモデルじゃないんで、今回はこれでカンベンしてやろう。


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つづく


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カワニシ(5)エンジン始動

プロペラ機を久々に作ってるんですが、
今回は「電飾」じゃなく「電動」に挑戦しようと思います。(´∀`)

まあ、モーターを仕込んでプロペラを回すだけなんですが、
後で「飛行シーンです~」って撮影をするためには、
ジェット機と違ってこれが必要なんですね。
イマドキはフォトショップなんかの後処理で近い写真が作れるんですが、
模型写真としてなんとなーく後ろめたい感じがしてしまうのです。




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てことで、ミラノ じゃなくアキバに出かけてモーターを調達してきました。
普通に売ってるマブチモーターと比べてふた回り小さいものです。これが¥100。

シャフトはさすがに短いんでパイプで延長しました。
「内径1mm」のシンチュウとステンレスとアルミのパイプを調達したんですが、
どういうわけか同じスペックなのにユルさが微妙に違います。
で、一番フィットしたシンチュウパイプを採用しました。

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電池はCR1025という、3Vとしてはお店にあった中で一番小さいものです。
電池ボックスはプラ板で箱を作り、銅板を切り抜いて接点を作りました。
スイッチはアナログマの時と同じスライドスイッチで、
電池ボックスに接着し 電源ユニット(笑)としました。

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コクピット後ろの底面がうまい具合に別パネルになっているので、
ここを利用して電池とスイッチを組み込みます。

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でも、やっぱりスペースギリギリ。もっと小さいスイッチ開発してくれんかなあ。
ともあれ、カラクリの仕込みが一応完了~。ヽ(´▽`)ノ



さっそく試験運転です。

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プロペラはまだ整形してないんで地上テスト用を使用しました。
まあ、マスキングテープですが。
まだモーターの微妙な角度を調整する必要がありそうですが、
とりあえず回って良かった~。


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つづく



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カワニシ(6)翼

軽~く進捗報告です。(´ー`)
カラクリの仕込みがいちおう完了したので、翼の整形を始めました。

主翼・尾翼はワンパーツなので、本来あまり弄らなくていいはずですが、
今回主翼の長さを縮めたので、その合わせ目を消さなければいけませぬ。
あと後ろのエッジも出来るだけシャープにしたいっすね。




普通ならプラ板に貼った紙ヤスリでガシガシ削っていくのですが、
さすがハセガワ様、キットパーツ表面に布張り表現がしてあるので、
これを痛めないようスッゲー神経使うんですわ。

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ぼくの対処は、紙ヤスリをエンピツに巻き付けて一箇所一箇所削っていくという
イライラするような眠くなるような 方法です。
もうちょっと良いやりかたがあるかも知れないなあ。
誰かおせーて。(´д`)

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てなことで、いちおう作業完了・・・したつもり。
サフ吹いたらアラがいっぱいかもなぁ。


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つづく


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カワニシ(7)胴体は手間かかるなあ

コクピットと電動メカを仕込みが完了、左右胴体を接着しました。
また表面アラ探しの日々が始まるお・・・ヽ(´ー`)ノ




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元は3人乗りの偵察機だったのを単座の戦闘機にするため、
最前列のパイロット席はエポパテで埋め、最後列の席はぶった切りました。
コクピットにしたのは2列目の席です。

これでロングノーズの、ちょっとレーサーっぽい 外観になったと思います。
クルマでもそうだけど、ロングノーズだと無意識に大きなエンジンを想像しますよね。
それと、最前列は真上に翼がくるんで、
2列目のほうが視界が広くて戦闘機向きだと思ったのです。


次に胴体下面。

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電池ボックス兼スイッチの入ってる部分は、
キットパーツはちょっと加工がめんどくさい凹凸で、
というかスイッチの位置にあまりフィットしなかったのでプラ板で作り直しました。

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ちょうどギザギザ加工されたプラ板があったので、これでフタをします。
架空機はこういう 適当アレンジ が出来るから楽しいわー。
でも、もうちょっとギザギザのピッチが細かい方が良さげっすね。
そのうち何か素材を見つけたら取り替えます。忘れなければ。(^∀^;)

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中央の席には偵察のための小窓が付いてたんですが、
面白いんで残し、窓枠をちょこっと追加しました。

てことで、胴体のちまちま工作、もうしばらく続きやす。


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つづく



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カワニシ(8)胴体は手間がかかるなあ2

胴体の工作の続きです。
細かいことの積み重で見た目変わっていく感じがしないのも、
もうちょっとの辛抱っす。(´ー`)



機首下面には、エアインテークとラジエーターが付いてます。
川西九四式は後に信頼性の高い空冷エンジンに変更され、
第二次大戦を通して使われるロングセラーになったんだそうです。
でもぼくは水冷エンジンのほうがカクイイ(・∀・)

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んで、キットパーツはわりとおおざっぱな箱状の造形になってます。
しかも合わせ目がモロに出てるんで作り直すことにしました。
別パーツのほうが基部の合わせ目も消しやすいしね。

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で、エアインテークは1mmプラ板を2枚貼り合わせて削り出し。
ラジエーターはプラ板を貼りあわせて大まかな形を作り削り出しました。

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どちらの造形も、実物は参考程度 のおキラク作業ですスイマセン。
ラジエーターの開口部には「黒い金属メッシュ」を貼ってみました。
ついでにエンジン周りにリベットを。
エンジンはけっこう凹凸が激しくリベットゲージを当てにくいんで
予定の半分ぐらいぽつぽつと。


それから、コクピットの回りに縁取りを付けてみました。
エッジをほんの少し斜めに削りとって接着面を作り、
0.5mmの丸プラ棒を瞬着で少しずつ接着していく方法です。

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オーバースケールだけど見栄え向上したんじゃね?ヽ(´▽`)ノ
でももっと良い方法があるのかなあ?
正統スケールモデラーさんはどうしてるんだろう?

まあ、胴体はとりあえず完成っと。


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つづく


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カワニシ(9)粛々と工作は続く

マターリ工作が続いてます。(´ー`)



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いつのまにか胴体と主翼はひととおり整形が終わり、
晴れて「士の字」になりました。ヽ(´▽`)ノ
サフ吹いてのアラ探しも思ったより順調です。


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水上機の命、フロート。キットパーツにはリベットが再現されています。
それも なんかオマエ意地張ってる? っていうくらいしつこく。
リベット表現は好きっちゃ好きなんですが、戦車じゃないんだから。

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てことで全部削り落とし、替わりに間隔を適当に間引いてスジ彫りをしてやりました。
まあ微妙にヨタってますが寛大な気持ちで見てやってくだされ。m(__)m

ところで、メカものによく登場するこういう輪切りラインを
正確にスジ彫りする方法無いですかね?
たとえば旋盤みたいな回転軸に胴体を固定してスジ彫っていくみたいな?
まあ世の中には存在するのかもしれないけど、プラモ制作に使えるかどうか。
タミヤさんとかウェーブさんとか開発してくれんかなあ。
ネーミング「輪切りほうだい」とかw


ともあれ、次に支柱。

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複葉機に特有な支柱。カワニシにも林のようにおっ立ってます。
つまりパーティングライン消しがうんざりするほどあるのです。
たとえば矢印の、フロートのメイン支柱だけで 表裏12面
眠いよママン・・・(´д`)





・・・とここまで書いて家の表を見たら、

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雪国になってて超テンション上がたww


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つづく


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カワニシ(10)ウインドシールド

なんかムダに回数を重ね、はや第10回。ウインドシールド作ってます。(´ー`)
古ーいキットは透明パーツが辛いですね。




キットのウインドシールドもなかなか強烈に肉厚で、まるで みたいです。
これはなんとかしないといけません。

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透明塩ビ板で自作も考えましたが(実物に忠実にとは口が裂けても言わんけど)、
非常にめんどくさそうです。(´д`)
ちなみにこの機体のウインドシールドは単なる平面じゃなく、
てっぺんにヒサシのような張り出しがあるんですね。
まあ前席をつぶしたんで予備パーツもあるし、ヤスリでがしがし削っていきました。

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当然ながら真っ白です。
これを先に胴体に接着し、ヤスリの番手を上げながら優しーく均していきます。

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紙ヤスリ200番→400番→1000番→1500番→そしてコンパウンドで仕上げです。
裏面は磨けないんで透明度は イマサン ってとこですが、とりあえずしゃんめえ。

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後から見るとこんな感じになりました。
クルマで言うところのダッシュボードの部分は先にダークグレーで塗装。
これから本塗装にかかるんですが、ウインドシールドの裏だけマスキングは不可能です。
なのでダッシュボードも含めてマスキングしちゃおうって目論見なのです。
最後にどうなってるかは窓枠の仕上げにかかってるかな?



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つづく



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