林檎林

作りたい物を作りたいように作るさ~

コニー(1)内装作ってみた

コニーの制作記はムダに長くなりすぎちゃいました。
奇しくも52回で完結という、まるで大河ドラマ。
後でサクっと読めるように総集編を作っておきます。

ムダに長い制作記をお読みになりたい方は、
コニー制作記(前編) コニー制作記(後編) をご覧ください。

apple02.jpg





IMGP6672_S.jpg

ロッキード・コンステレーションは、
1943年に原型が初飛行した4発レシプロエンジン旅客機。
愛称は「コニー」。美しいボディラインで「空の貴婦人」とも呼ばれております。
今回制作したのは、1950年より就航した、ロングボディ、とんがり鼻、
翼端タンク付きのL-1049スーパー・コンステレーションです。

IMGP6675.jpg

細かい所はおいといて、ボディのプロポーションはいい感じ。
でも、とりあえずパネルラインは全部凹に彫り直しです。

このキットは、旅客機としてはビッグスケールといえる1/72です。
加えて、コニーは現代の旅客機に比べて客室のウィンドウがはるかに大きいので、
客室の内装らしきもの を作ってみようと思いました。

IMGP6719.jpg

まずガランドウだったボディに、プラ板で床を張り、隔壁も設けました。

IMGP6713.jpg プラ板でシートの原型を作り

IMGP6714.jpg シリコーンで型を取り

IMGP6716.jpg 6個複製が出来て

IMGP6715.jpg それを原型にして型を取り

IMGP6717.jpg

とりあえす合計90席できました。ヽ(´▽`)ノ
資料によれば、このL-1049の客席配置は、

1 オールエコノミークラス 最大102席

2 オールファーストクラス 66~71席

3 ファーストクラス55席+寝台席8

という組み合わせが用意されていたようです。
今回、原型を微妙に大きく作りすぎたので、
リッチに2のオールファーストクラスにしようかと思います。
配置図が入手できてないのであんまり正確には出来ないけど。

いちおうパーツが揃ってきたので、嬉しくなって並べてみました。 ムフー(´ー`)y-~~

IMGP6720.jpg


さて、せっかく客室を作ったので、お客さんも乗せてみようと思いました。
用意したのは、前からもっているものと合わせ、プレイザーの1/72フィギアを4箱。

IMGP6817.jpg

シートは明るめのブルーにすることにしました。
そして旅客機のシートに欠かせないものといえば、白いシートカバー。(´∀`)
ぐっと旅客機気分が出て来ます。

当時、コニーに乗って海外旅行に行こうってんだから、乗客はセレブばっかりのはず。
しかし作ったフィギアはこんな感じ↓。

IMGP6825.jpg

完成するとほぼ見えなくなっちゃうんで、軍人さんフィギアもおおいに活用します。
たぶん、「戦闘の合間にカードでくつろぐ軍人さん」というシチュエーションのジオラマを作る機会は、
ぼくには一生無い でしょう。

IMGP6828.jpg

パイロットとスチュワーデスさんはこんな感じです。
スチュワーデスさんは搭乗口に立ってもらおうと思ってるので、
頭部を交換したりホルダー持たせたり、塗装もちょっぴり丁寧にしてます。

で、塗装を済ませたフィギアたちを機内に配置してみました。
下半身がないのはここだけの話。
設定は一応、出発前のお客さんの搭乗時間です。

IMGP6826.jpg

なんだか軍人さんの休暇旅行みたい?
それにしては飛行機がゴージャスすぎでしょうか?
反対に女性のみなさんはホットパンツで露出多めですね。
ハリウッドからの慰問団でしょうか?(´∀`)


apple003.jpg

つづく


スポンサーサイト

PageTop

コニー(2)電飾やってみた

せっかく内装を作ったのに中が暗いとよく見えないので、電飾をしてみました。
旅客機に電飾するのは 変わってていい かもと思ったのです。(´∀`)




IMGP6810.jpg

客室の天井に照明ユニットを作りました。合計5個の電球色LEDです。
ユニットの裏は光が回るようにシルバーに塗りました。
なんだか旧式の蛍光灯の傘みたいです。

IMGP6809.jpg

コクピットのメーターの位置にも1個仕込んでパイロットさんの顔を照らします。
コクピット用は白色LEDです。

IMGP6822.jpg

テストで点灯するとこんな感じ。
搭乗口には「玄関」をそれなりーに作ったのですが、
客室からの光が漏れて予想外にイイ感じです。(・∀・)

                * * *

ところでウィンドウのクリアーパーツなんですが、
ボディへのフィットは意外に良かったのですが、やはり歪みがしっかりあります。

IMGP6837.jpg

なのでペーパーとコンパウンドでできるだけ平滑にしてやりました。

IMGP6840.jpg

これでだいぶ厚みが減ってしまったので、ボディ側もガシガシ削って
なんとかツライチ(に近く)してやりました。

後から塗装したとき思ったのですが、こういう場合は、
きもーちウィンドウが沈んでたほうがマスキングがきれいに剥がせるようです。
まあ、正確にやるのはぼくにはムズカシイのですが・・・

IMGP6983.jpg

ウィンドウを接着し、周囲を黒く塗って遮光したあと、
室内色のライトグレーを塗りました。


ちゅーことで、ようやく左右ボディを張り合わせました。
もう故障しても手が出せないんで、まだ剥がせるうちに点灯試験してみました。

IMGP6989.jpg
IMGP6987_2.jpg

・・・どうやら無事点灯できました。(´。`)ホッ
中の様子も チラ見え て、ほぼほぼ狙い通りじゃありませんか。
実はここまでの工作中、接続ミスでLEDをいくつもあぼ~んさせていたのです。
このまま故障しないでくれよと祈りつつ、ボディの接着乾燥を待ちました。


慣れない電気工作で、ここまで2ヶ月。

apple003.jpg

つづく


PageTop

コニー(3)主翼いじってみた

主翼は面積が大きくて目立つので、ちまちまと修正が必要でした。
完成しちゃうと、何か改造したの?ってことばかりですが。(´ー`)



その1 まずは大工事。上反角の修正です。

IMGP6991a.jpg

これがキット。

IMGP6991b.jpg

これが「世界の傑作機」に載ってた正面図。で、両者を重ね合わせてみます。

IMGP6991.jpg

こんなに違ってます。(´д`)
これだけ違うと完成品の印象も変わっちゃうと思ったので、
付根から切断して再接着しました。

IMGP6998.jpg

角度をキープするために、プラ板を渡して補強しておきました。


その2 内装をLEDで電飾したので、苺を喰らわば皿まで
翼端灯も光らせようと思いました。

IMGP7008.jpg

プラ棒に穴を開けてLEDを差し込み照明ユニットを作りました。
後で黒く塗って遮光します。

IMGP7015.jpg

光ファイバーで左右翼端まで持っていきます。
光ファイバーは、0.25mmのを8本束ねて使いました。

IMGP7018.jpg

ことあと、表面の凸モールドを凹に彫り直し、
右翼上のエアアウトレット位置も修正しました。
あとは上下を接着、主翼後エッジをできるだけ薄く削りました。


apple02.jpg

つづく


PageTop

コニー(4)エンジンほぼスクラッチ

キットパーツをざっと眺めたときは、
ああ多少調整が要るかな?と思っただけだったんですが、
よ~く見るとかなり変。変すぎです
まあ見てくださいよ。(´A`)ノ



IMGP7151_S.jpgenjine3_S.jpg
IMGP7150_S.jpgenjine2_S.jpg

カウリングの前の方のボリュームがぜんぜん足りません。( ゚д゚)
ガンプラで言うところのトサカパーツも、( ゚д゚)
顎下のエアインテークも、厚みが足りません。( ゚д゚)

てことで、ああ、パテ盛り&削り出しケテーイです。
おまけに4基あるんで、複製もしなきゃって。
模型雑誌の「レプリック」でコニーの作例を掲載していたフランス人、
「エンジンはスクラッチし、知り合いに複製してもらいました」って、
キタネーよな~

IMGP7163.jpgIMGP7178.jpg

キットパーツを芯にして「すべすべ」を盛りつけ整形していきました。
根元のほうは、溶きパテのビンのキャップです。(´∀`)

IMGP7182.jpgIMGP7184.jpg

若干細すぎたのでプラ板を貼付け、パネルとリベットを彫り込み、一回目のサフ。

IMGP7186.jpgIMGP7188.jpg

カウリングの口周りが角張りすぎてるんで、もう少し削り込みです。
これで一応、原型が出来ました。

IMGP7247.jpg

で、いまだに慣れない複製作業です。

IMGP7249.jpg

何個も失敗したけど、なんとか4個分とれました。
だいぶアラがあるんで、黒い瞬着やらでちまちま修正の日々。

IMGP7270.jpg

カウルフラップは、0.3mmのプラ板を切り出しました。

IMGP7279.jpg

16本ある排気管はアルミパイプの削り出しです。
表面処理にもすんごい時間を食ったんだけど、面白くないので、もう塗装です。

IMGP7424.jpgIMGP7429.jpg

全体をクレオスのスーパーファインシルバーで吹き、根元は黒鉄色。
エナメルの焦げ茶でウオッシングしたあと、
カウリングだけMrメタルカラーの「アルミ」を吹きました。

つーことで、エンジン本体とプロペラを付けて、完成~ヽ(´▽`)ノ

IMGP7435.jpgIMGP7436_2.jpg

なんか、エンジン周りをやってるときが、精神的に一番ツラかったなあ。
年末年始っていうタイミングのせいかもしれんけど・・・(´。`)

さて、あとは本体の塗装ですが、まあそんなに特別なこともやってないんで、
完成画像を見ていただいたほうが早いですね。


apple02.jpg

つづく

PageTop

コニー(5)昼の部

それでは完成画像です。(・∀・)ノ ドゾー




IMGP7526.jpg
拡大
旅客機プラモの塗装はツヤピカ仕上げにすることが多いようです。
まあ軍用機じゃないんで華やかさは欲しいところですが、
なんせ古~い機体なので、多少のUSED感を出したいと思いました。(´ー`)

IMGP7527.jpg
拡大
塗装はごくオーソドックスなプロセスです。
・上面の白=クレオスの1番
・下面と主翼のシルバー=クレオスのスーパーファインシルバー
・カンタスレッドのライン=科特隊機作ったときに調合した ナゾのレッド
・黒い部分=調合した70%程度のダークグレー

ウオッシングはエナメルの調合で、
シルバー面にはダークグレー、白い部分にはライトグレーです。

IMGP7532.jpg
拡大
こういう曲線をパッキリ塗り分けるの、いつまでたっても苦手。(´д`)
ケバ立ちやにじみの無いマスキングテープが欲しいなあ。

IMGP7540.jpg
拡大
コニーの写真を見るとなぜか例外なく、主翼上下に排気煙跡がクッキリ付いてます。
これはもうコニーのアイデンティティみたいなので、勇気を出してエアブラシで描きました。
クリアーグレーに少々ブラックを加えてます。

ベースは、イラストボードにエンピツでグリッドを描き、
それをなぞる感じでエアブラシでグレーを吹いていきました。

後日、完成品を見せた2MC(ネットコンペ)のコメントで、
何作っても毎回ウルトラマンカラー なのが謎、と言われ (´д`)
実は自分でもそう思ってたんだけど、見抜かれちまったなあ。
意地でも、もう一つのキットデカール、アイルランド航空仕様にすれば良かった。
グリーン系でけっこうカワイイのです。

IMGP7560.jpg

ちなみに、撮影はこんな状況。
羽田空港近くの「城南島海浜公園」で撮影。晴天には恵まれたけど、いや~寒かった。

そんでもって夜の部。


apple02.jpg

つづく

PageTop

コニー(6)夜間飛行

ということで、完成写真、夜の部です。( ´ ▽ ` )ノ
3月の時点で、夕方17:30~18:00。
電飾の光が、外の光と同じ明るさになるトワイライトタイムを狙いました。
でもちょうど一致した時間帯は正味10分ぐらいしかありませんでした。



IMGP7562.jpg
拡大

遠い地平線が消えて、 ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、

はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、 たゆみない宇宙の営みを告げています。

満天の星をいただく、はてしない光の海を ゆたかに流れゆく風に心を開けば、

きらめく星座の物語も聞こえてくる、 夜の静寂の、なんと饒舌なことでしょうか。


ジェットじゃなくてプロペラだし、JALでもないんですけどね。(´∀`)
このナレーション、もはや 声に出して読みたい日本語 と言えましょう。

IMGP7572.jpg
拡大
今ではあまりなくなっちゃったけど、旅客機までゾロゾロ歩いて行くのけっこう好き。
コニーで海外旅行、ロマンちっくだなあ。(´ー`)

IMGP7569.jpg
拡大
奥に見えるのは羽田空港です。
次々離陸して行くコニーの後輩たちも、いっしょに写ってくれました。

さて、ちゅーことで、自己最長5ヶ月をかけたコニー、ようやく完了できました。
何のはずみか2MC(ネットコンペ)で第1位だし。・゚・(ノД`)・゚・。
おかげさまで墓場まで持って行ける思い出ができました。



夜間飛行の旅客機の翼に点滅するランプは

遠ざかるにつれ次第に星のまたたきと区別がつかなくなります

お送りしております、この音楽も

美しく、あなたの夢に、溶け込んでいきますように・・・


apple02.jpg

コニー制作記 完

PageTop